屋久島旅行3日目

6時に起きて、シャワー、片付け。昨晩は山から戻ってきてから、一度もトイレに行けないほど疲れていたが、12時間近く寝て、復調。ホテルの売店で土産物を買い、7時45分出発。 近くのヒロベーカリーでパンと缶コーヒーを買い求め、食べる場所を探して少しさまよった末、港の近くのベンチで朝食。 「森のきらめき」はまだ開店前だったが、出勤してきた人にお願いしてレンタル品を返却し、白谷雲水峡へ。約1時間のトレッキング。弥生杉を見るコース。 二代大杉 昼食は宮之浦の「潮騒」で。魚がメインのお店なので全員、お造り定食を食べたが、隣の人が食べていた親子丼が美味しそうだった。 帰路の便は3組とも別々。1組目を空港に送り届け、残った3名(登山リーダーF氏と我々)で島の北東部、一湊、いなか浜へ。 いなか浜は素晴らしいビーチだった。しかし、誰も泳いでいない。海外ではあり得ないだろう。 Untitled 一湊珈琲(Google Mapなどで見つけるのに大変苦労した)でお茶して、次のF氏を空港まで送り届け、残った我々は一路、島の正反対にある大川の滝を目指す。片道40キロ、そして時間はそれほど残っていない。 一湊珈琲焙煎所 クルマをぶんぶん飛ばして見に行き(途中、「屋久ジェラート そらうみ」でジェラートは食べた。美味!)、往復して空港まで戻ってきたらギリギリ。百名爆に選ばれている滝は、見に行く価値があるものだった。 時間があれば店内のハンモックでのんびりしたいところ。 百名爆の一つに選ばれるだけのことはある迫力。大川の滝。 17時55分のJAC便で鹿児島まで。今回は晴れていたので、あっと言う間のフライト。鹿児島がキレイに見えた。 ありがとう、屋久島 鹿児島空港での夕食は、先行部隊F氏のアドバイスを参考に、キッチンさつまと米米麦麦で少し迷ったが、米米麦麦のカツ丼に惹かれて決定。空港での食事にはあまり期待できないものだが、これは美味しかった。 米米麦麦 羽田空港の天候不良により、45分遅れで出発。22時45分羽田着陸。クルマを受け取り、渋滞のない道を飛ばして、24時に自宅着。最低限の片付けをして、1時に就寝。 アルバム:201408-屋久島 - an album on Flickr

屋久島旅行2日目:宮之浦岳アタック

いよいよ本番の日。この日のために、練習登山で挫折し、ジョギングを開始し、ヨセミテでもしんどいトレッキングをしてきた、とも言える。 ちなみに、Wikipediaによれば、今回の登山で使った淀川ルートは「健脚者なら日帰りも無理ではないが」とされているルートである。僕と妻は登山経験もほとんどなく、健脚者ではないのだが‥。というわけで、もともとかなり無理があったのかもしれない。 宮之浦岳 - Wikipedia 3時起床(!)、4時出発。予約していた弁当(朝弁当+昼弁当で1,000円)を「できたて屋2」で受け取り、淀川(よどごう)登山口へとクルマを走らせる。 屋久島の民宿 松峯荘 できたて屋2 5時に登山口に到着。まだ真っ暗である。クルマの中で先ほど買った朝弁当を食べて、少しすると、ようやく空が白んできた。準備をして、5時35分出発。なくても歩けなくはないが、ヘッドライトで足元を照らしながら進む。結構狭い山道。登るだけではなく、下りもある。 30分ほどで淀川小屋に到着し、少し休憩。 淀川小屋近くの川にて そこから、何度か休憩しながら宮之浦岳山頂へ。天候は100点。雨の多い屋久島。前日も激しい雷雨があった。来る前は、雨で土砂降りになりながら登ることを覚悟していたけど(そのために雨具も買った)、今回の山行は奇跡的にずっと晴れていた。 アップダウンのある、長い道のりを頑張って登り(途中、何箇所かはロープを使うところもあり)、山頂到着が11時頃。登山リーダーF氏のコンサバな読みよりも、さらに40分ほど遅れたが、まあ山頂まで来れたことは上出来だろう。 九州最高峰登頂 山頂で記念撮影後、見晴らしの良い場所で弁当を食べる。11時40分ごろ下山開始。この下山は、僕にとっては、とても辛いものとなった。 Untitled まず、登りから少し痛んでいた右膝が痛くなり、続いて左膝も曲げるたびに激痛が走るようになった。さらに、姿勢が悪かったせいか、首の疲れから激しい頭痛にも見舞われ、文字通り死にそうになりながら何とか下山。危うく歩けなくなり、遭難するところだった。17時頃、淀川登山口に到着。 屋久島グリーンホテルに戻り、頭痛で何も出来ずに横になって休む。食欲もなく、皆との夕食(寿司)にも行けなかったのはとても残念。 そのまま朝まで休んだら、頭痛は治り、普通に歩けるようになっていた。

屋久島旅行1日目

またしても3時間睡眠で、3時半起床、4時半にクルマで出発。45分で羽田空港近くの予約していた駐車場に到着。羽田空港の駐車場は空いていないかもしれないと考え、近隣の駐車場を予約したのだ。 しかし、実際に羽田空港に行ってみると、どの駐車場も空き有りだった‥。これだけ朝早ければ、さすがに空いているようだ。 6時35分羽田発のANA便で鹿児島へ。8時半頃到着。9時45分の屋久島行きJAC便(小さなプロペラ機)は、屋久島が悪天候(雷雨)のため、条件付きフライトとなった。とはいえ、まあ大丈夫だろうとたかをくくっていたら、本当に着陸できず、鹿児島空港まで引き返しとなってしまった‥。 次の便も席は空いていたが、天候の回復を待っている状態だったので、飛行機は諦めてフェリーで行くことに。払い戻しの手続きをして、バスで鹿児島港へ。 ここで、いつものように分かれる2タイプ。このアクシデントで、妻はすっかり意気消沈。僕はいつもどおり、これくらいのことでは、あまり驚かず、気にせず、のほほんしている。性格の違いがよく出る場面である。 昼食は港のコンビニの唐揚げとコロッケ(妻は食欲もないとのことで、僕のみ)。13時20分の高速船で屋久島へ。船ではかなり寝ていた。15時10分到着。 予想外にトッピーで上陸… 一つ前の飛行機で無事に到着していた今回の旅の仲間(WBSの友人とその家族、計3名)にレンタカーで迎えに来てもらい、まずは今回の宿泊地、安房にある屋久島グリーンホテルにチェックイン。親切な良いホテル、そして海の見える良い部屋だった。 ホテルからの眺め 今回の旅の目的は屋久島最高峰、九州地方でも最高峰の宮之浦岳に、日帰りで登ること。そのために練習登山を滝子山でおこなったり(妻がついていけずリタイアしたが‥)、付け焼刃的にジョギングをしたりと準備をしてきた。同時に、それなりに登山グッズは買い揃えたが、妻のトレッキングポールとヘッドランプは現地でレンタルすることにした。そのレンタル品を、「森のきらめき」という店で受け取る。トレッキングポールは、1人1本と言われたり、壊れかけのものが多かったり、イマイチだったが‥。 道すがら、トローキの滝という、海に流れ込んでいる滝を見学。 トローキの滝 もう少しクルマを走らせ、とある駐車場からモッチョム岳を見上げる。妹たちは、あそこに本当に登ったのか、と感心した。その駐車場にあったパン屋さんでパンを少し購入。 モッチョム岳 夕食はLa Tableという店で18時から。その前に併設されたギャラリーを少し見学。 夕食は素晴らしかった。メニューはどれも美味しく、翌日の登山のことを考えて、アルコールは控えたが、会話も弾んで、とても良い食卓だった。このお店を発見し、教えてくれた妹夫婦に感謝。そのことをオーナー(といっても、一人でやっているお店だが)に伝えたら、とても喜んでいただいた。なお、供されたパンはLinnaのもので、これも美味しかった(Linnaも、次回は行ってみたい店である)。 latable LINNA 屋久島旅行 1日目 - 日誌 安房屋久島グリーンホテルに戻り、大浴場で入浴。紅茶を飲んで、お腹いっぱいのはずなのに、先ほど買ったパンを食べてしまい、23時頃就寝。

9日目:移動(サンフランシスコ ⇒ 日本)

6時起床。7時に開店するBlue Bottle Coffee Mint Plaza 店へ歩いて行く。5分程度。この有名なサードウェーブのコーヒー店が、今回のサンフランシスコにおけるメイン。 image DSC_0304 開店を少し待って入店し(1人だけ先客あり)、ドリップコーヒー、カプチーノショートブレッド、クッキーを注文し、オリジナルのトートバッグ(妻のメインの目的)、チョコレートを持ち帰りに購入。オシャレで雰囲気の良い店である。5連式のサイフォンは日本製(ラッキーコーヒーマシン)。ドリンクもお菓子も美味しかったが、すでに日本でサードウェーブ系の店に行き慣れている我々には、格別の驚きはなかった(ただし、サイフォンで淹れる高額のコーヒーは、時間帯が限定されていたため、飲んでいない)。ちなみに僕は、サードウェーブ系の店ではカプチーノ系よりも、ストレートが好みである。 DSC_0310 DSC_0315 DSC_0319 8時前に部屋に戻り、すぐにパッキングしてチェックアウト。少し時間があったので、妻の希望で、さらに別のトートバッグを求めて、同じBlue Bottle CoffeeのFerry Building店に行ってみることに。向かいの駐車場にクルマを停め、15分ほど並んで、この店限定のトートバッグと、ワッペンを購入。先ほどMint Plaza店で$10で買ったトートバッグが$8で売られていた‥。 なお、Ferry Buildingはおしゃれな店が集まっているようだったので、次回、時間があれば一回りしてみたい。 最後は恒例のパンケーキを食べに、ハイトストリートのPork Store Cafeに。妻と来るのは3回目(僕は出張時に1回あり)。近くにクルマを停めて入店。幸いなことにすぐに席に座れた。各々パンケーキ3枚のFull Stackを注文。しかし、いつもはペロッと平らげてしまうパンケーキが、何故かなかなか進まない。3年前とは味が変わったのか、我々の味覚が進化してしまったのか、以前ほどの美味しさを感じることはなかった。しかも1枚1枚が大きくなっていたようで、食べきれずに残してしまった。残念だが、Pork Store Cafe通いは今回で卒業ということになりそうだ。これまでサンフランシスコでの最大の楽しみを提供してくれたこと、美味しいパンケーキの基準を提供してくれたことに感謝。 image image 近くにBlue Bottle Coffeeの3店舗目、Kiosk店があったので、懲りずに行ってみる。この店限定のトートバッグが売っているらしいが、長い行列が出来ていたので(どこも大人気だった)、さすがに断念。次回への楽しみとして、空港に向かうことに。 日本へのフライトはサンノゼ空港からだったので、1時間ほど南へクルマを走らせ(途中、無印に寄ろうとしたが開店前だった。これも次回への楽しみとする)、レンタカーを返却して、チェックイン。現地時間で土曜日の13時05分発のANA便で帰国。成田到着は日本時間の日曜日、16時ごろ。16時45分の成田エクスプレスで帰る。自宅到着は19時。片付けをすませ、食料(お粥、惣菜など)を買い出しに行って食べたら猛烈に眠くなったので、21時半頃就寝。

8日目:ヨセミテ4日目&サンフランシスコへ移動

6時半起床。1時間ほど宿の近くを散策する。Swinging Bridgeを渡り、水のないLower Yosemite Fallを見て戻るコース。合計4km。まだ人出も多くなく、とても気持ちの良い時間だった。 DSC_0211 DSC_0216 フードコートでチョコクロワッサンとコーヒーを買い、部屋で朝食。昨日Curry Villageで見た人物のヨーグルトの食べ方を真似してみる。プレーンのギリシャヨーグルトにリンゴやクッキーを砕いて入れながら食べる。彼ほどゆっくり食べることはできなかったが、良い食事だった(しかも安上がり)。 DSC_0236 9時から11時まで部屋でのんびり過ごし(パッキングに1時間弱かかってしまったが)、チェックアウト。サンフランシスコへの移動を開始する夕方まで、Valleyで過ごす。 DSC_0252 DSC_0256 後学のために、他の宿泊場所を見学してみることに。まずはHousekeeping Camp。屋根とベッドとテーブルが提供される簡易的な宿。寝袋を持ち込む必要あり。シャワー・トイレは共同。調理が可能。 続いてCurry Village。シャワー・トイレなしのテントキャビンがメインだが、いくつかモーテルタイプや小屋タイプもあった。ここは調理は不可。 DSC_0262 自分たちでテントを持ち込むキャンプサイトはさすがに厳しいので、次回は上記2つのどちらかと(どちらかと言えばCurry Village)、今回泊まったYosemite Lodgeを組み合わせるのが良いかもしれないと話す。 Curry Villageで昼食。今日は控えめにSサイズのピザ(トッピングはベーコンとマッシュルーム)にして、代わりに(?)チョコレートアイスを食べる。 また、ここに来ると必ず立ち寄ってしまうMountain Storeで、妻はYosemiteロゴ入りの水筒とMarmotのソフトシェルを購入。どうしてもYosemiteロゴが入ったアイテムが欲しかったらしいが、Tシャツなどはデカデカとロゴやイラストが入っているものばかりで、着られるものがなかった。ようやくここで良いものに巡り合ってよかった。 この日は気温が高く暑かったので、水辺に行って涼むことに。Cathedral Beachの木陰にシートを敷いて休憩。双眼鏡を使うと、昨日行った足のすくむポイント、Taft Pointが見えた。また、El CapitanのNoseに張り付いている人たちも見えた。 DSC_0275 最後に前回同様、El Capitan Meadowに移動。寝転んでEl CapitanのNoseを上る人たちを眺める。 DSC_0281 16時半にヨセミテを離れ、サンフランシスコへと移動開始。帰りはGoogle Mapに頼らず、事前に調べておいた(そして前回も帰りに通った)120号線をひたすら西へと戻る。西日に向かってのドライブで、日差しが強く、顔が痛いくらいだった。 夕食は行きと同じく、DublinのIn-N-Out Burgerで。チーズバーガーAnimal Styleとフレンチフライを1つずつ。そして最後に、ついチョコレートシェークも頼んでしまう。どれも美味しかった。そして安い。店員もきびきびしている。彼らのオペレーションを見ながら、In-N-Outは素晴らしいバーガーショップだと2人で感心する。このバーガーチェーンの記事をブログに書いてくれたリサ・ステッグマイヤーに感謝。 サンフランシスコ着は22時ごろ。ヨセミテから、休憩なしで4.5時間くらいかかるようだ。最後の宿はホテル日航。これまでサンフランシスコの宿はハズレばかりだったので、奮発してラグジュアリーホテルにしてみたのだが、さすがに部屋は快適で、見下ろす街の夜景もきれいだった。ただし、駐車場は1泊$50と高いので、通りの向かいにある駐車場に停めて少し歩く。ちなみにインターネット接続料も高いようだ。 DSC_0289 DSC_0293 久しぶりにお湯を張って入浴。クルマに忘れたものを取りに行き、水を買って部屋に戻る。氷で冷やしておいた、ヨセミテで買ったビールで乾杯。少しだけケトルチップスを食べ、就寝。

明日のためのメモ(ヨセミテ編)

・訪問時期は、滝に水が残っている初夏が良い。8月にはなくなっている。 ・星の観察はGlacier Pointで。夏でもかなり寒いので、防寒着(できればダウン上下)と敷物が必要。 ・ガソリンは、ヨセミテに入る前に満タンにしておくこと。近くにあるEl Portalのガソリンスタンドは無人で、カウンターで払う方法が使えない。 ・乗馬は早めに予約すること。 ・宿はCurry VillageとYosemite Lodgeを組み合わせること。 ・サンフランシスコからYosemite Valleyに行くのであれば、道は120号線が良い。

7日目:ヨセミテ3日目

5時半起床。6時出発。今日は午前中トレッキングして、午後は部屋でくつろぐ日。トレッキングはGlacier Point Roadの入り口から、短めのTrailを2本。 最初はSentinel Dome Trail。往復2.2マイル。7時に出発して、8時45分に戻る。比較的フラットな道であれば、30分で1マイル歩けるようだ。昨日の疲れと筋肉痛が脚に残っていて辛かったが(スキー旅行の2日目以降の感じに近い)、我慢して歩く。ドーム頂上からの360度のパノラマは素晴らしかった。他には誰もいない頂上で、しばらく写真を撮ったりして過ごす。 DSC_0117 image image DSC_0118 駐車場まで戻り、次はTaft Point and the FissuresへのTrail。こちらも往復2.2マイル。8時45分に出発して、10時15分に戻る。1本目で疲れたのでやめようかと思ったが、行ってよかった。Taft Pointは約1,000m下のYosemite Valleyが見下ろせる絶景ポイント。ちょっとした柵が1か所にあるが、それ以外は何もない。足を踏み外せば、1,000m下まで容易に落下してしまう崖である。高所恐怖症ではない僕も、その崖の縁近くに行くと、恐怖心から足がすくむ感覚というのが良く分かった。 DSC_0149 DSC_0160 昼食はCurry Villageでハンバーガー&フレンチフライ。昨日のピザの方が満足度は高かったが、これも美味しかった。特にフレンチフライ。こんなにモリモリ食べていてはダメなのだけれど…。 隣のスーパーマーケットで買ったヨーグルトやフルーツを食べている男性がいて、彼の食べ方がなかなか興味深く、食べ終わるまで観察を続けてしまう。バナナやリンゴ、クッキーなどを少しずつギリシャヨーグルトの中に入れながら食べていた。紅茶を飲みながら、ゆっくりと、30分ほどかけて食事をしていた。高級なものを食べているわけではないが、ヨセミテの屋外のテラスで、こうしてゆっくりと食事を摂る時間が、どれほど贅沢な時間であるかを噛みしめながら食べているように見えた。 Village Storeで買い物をして部屋に戻り、シャワーを浴びて部屋でくつろぐ。昼寝、フードコートでのコーヒー買い出しを挟んで、夕食はMountain Roomというレストランでステーキを食べる。トルティーヤ・スープとRib Eye(14oz)とNY Strip(12oz)、デザートはチョコレートケーキ1つをシェア。妻が残したステーキも食べたので、超満腹。我々が好きなステーキの部位は、Rib Eye だということが分かった(日本でいうところのロースに近いだろう)。 食後はEl Capitan Meadow他で星を眺める。文字通り満天の星空だったが、Villageはクルマの通行が多く、まったく落ち着いて見られなかったのは残念。とはいえ、夜はクマも出るし、道から離れるのは危険。星を見るのであれば、昨日多くの人が残っていたGlacier Pointが良いと思う(人が多くいるためクマも出ないだろうし、道路から離れているためクルマの通行に影響されない点が良い)。部屋に戻り、紅茶、就寝。

6日目:ヨセミテ2日目

5時半起床、6時15分出発。今日はトレッキングの日。前回購入したトレッキング本から、Panorama Trailを選択。Glacier PointからNevada Fallまでの往復で、距離は10.4マイル。本によるとレベルは中級とのことだったが、我々の人生で最もハードなトレッキングだった。往復7時間。 image 出発地点のGlacier Pointまでクルマで行き、歩行を開始したのが7時半。最初はずっと下りで、スイスイ進む。滝をひとつ見て、その少し上流の川まで下り、橋を渡ったところから上り開始。そこそこ急な上り坂を経て、Panorama Pointに到着、少し休憩。そこからは少し上り&フラットな道が続く。ハーフドームが近くに見えるポイントから双眼鏡で見てみると、頂上に人が3~4人いるのが見えた。ハーフドームの頂上は行ってみたい場所であるが、日帰りは難しくキャンプ用品が必要であり、ハードルが高い。そこからNevada Fallまでは下り。 image Nevada Fallで日本人の学生と少し話す。1年間の留学期間を終えるに当たって、アメリカ各地を40日間以上旅しているとのこと。日本に戻ったら就職活動が控えているとはいえ、羨ましい時間の過ごし方である。ヨセミテ以外にも、いくつかの国立公園に行ったらしい。 image Nevada Fallの水辺で少し休憩し、11時半に復路開始。この復路がとても厳しかった。まず最初がきつい上り。しばらくフラット&下りで、最後のパートが1.5時間ひたすら上り。先日、屋久島に向けた練習登山で滝子山に登った際に露呈した、妻の上り坂に対する弱さがここでも出て、何度も立ち止まって休憩しながら登る。とはいえ、かなり苦労したが、リタイアすることなく、何とか完歩。15時に出発地点に到着。アイスとジュース(フルーツ&プロテイン)で休憩。 Villageまで下り、少し早目の夕食をCurry Villageのピザで。Mサイズ(8切れ)にペペローニ(サラミ)をトッピング。このピザがとても美味しかった。ヨセミテでベストの食事のひとつだろう。人気があるのが良く分かる。 DSC_0102 ガソリンが少なくなっていたので、El Portalまで給油に行く。以前はあったらしいが、Village内にガソリンスタンドがないのは、不便である。給油機では日本のクレジットカードは使えないので(そもそもカードの厚さが違うせいか、スキャンができない。スキャンできたとしても、アメリカのZip Codeを入力する必要があるらしい)、いつもアメリカでやっているように併設されている店で払おうとしたら、ガソリンスタンドとは別経営で支払えないとのこと。困っていたら、ビールを買いに来ていた地元のお兄さんが代わりにカードで支払ってくれ、彼に現金を渡して事なきを得る。Valleyをぐるぐる回るだけでも結構ガソリンを使うので、次回からは、満タンにしてヨセミテに入ったほうが良いだろう。 再びGlacier Pointへ行き、夕焼けに染まるハーフドームを期待して見る。しかし、19時40分の日没後も寒さを我慢してしばらく眺めていたが(妻はサバイバルシートにくるまっていた)、残念ながら、この日はきれいに染まることはなかった。その後も多くの人が残っていたのは、おそらく星を眺めるためだろう。 DSC_0105 ハードなトレッキングの疲労を抱えて部屋に戻り、シャワー、ビール&ケトルチップス(大1袋…)、紅茶、22時半就寝。 image