屋久島旅行2日目:宮之浦岳アタック

いよいよ本番の日。この日のために、練習登山で挫折し、ジョギングを開始し、ヨセミテでもしんどいトレッキングをしてきた、とも言える。 ちなみに、Wikipediaによれば、今回の登山で使った淀川ルートは「健脚者なら日帰りも無理ではないが」とされているルートである。僕と妻は登山経験もほとんどなく、健脚者ではないのだが‥。というわけで、もともとかなり無理があったのかもしれない。 宮之浦岳 - Wikipedia 3時起床(!)、4時出発。予約していた弁当(朝弁当+昼弁当で1,000円)を「できたて屋2」で受け取り、淀川(よどごう)登山口へとクルマを走らせる。 屋久島の民宿 松峯荘 できたて屋2 5時に登山口に到着。まだ真っ暗である。クルマの中で先ほど買った朝弁当を食べて、少しすると、ようやく空が白んできた。準備をして、5時35分出発。なくても歩けなくはないが、ヘッドライトで足元を照らしながら進む。結構狭い山道。登るだけではなく、下りもある。 30分ほどで淀川小屋に到着し、少し休憩。 淀川小屋近くの川にて そこから、何度か休憩しながら宮之浦岳山頂へ。天候は100点。雨の多い屋久島。前日も激しい雷雨があった。来る前は、雨で土砂降りになりながら登ることを覚悟していたけど(そのために雨具も買った)、今回の山行は奇跡的にずっと晴れていた。 アップダウンのある、長い道のりを頑張って登り(途中、何箇所かはロープを使うところもあり)、山頂到着が11時頃。登山リーダーF氏のコンサバな読みよりも、さらに40分ほど遅れたが、まあ山頂まで来れたことは上出来だろう。 九州最高峰登頂 山頂で記念撮影後、見晴らしの良い場所で弁当を食べる。11時40分ごろ下山開始。この下山は、僕にとっては、とても辛いものとなった。 Untitled まず、登りから少し痛んでいた右膝が痛くなり、続いて左膝も曲げるたびに激痛が走るようになった。さらに、姿勢が悪かったせいか、首の疲れから激しい頭痛にも見舞われ、文字通り死にそうになりながら何とか下山。危うく歩けなくなり、遭難するところだった。17時頃、淀川登山口に到着。 屋久島グリーンホテルに戻り、頭痛で何も出来ずに横になって休む。食欲もなく、皆との夕食(寿司)にも行けなかったのはとても残念。 そのまま朝まで休んだら、頭痛は治り、普通に歩けるようになっていた。