松島旅行2日目

朝7時に他のみんなが朝風呂から帰ってきたので起きる。僕だけは眠かったので朝風呂無しである。
朝食はお馴染みバイキング形式。どこへ行ってもこれである。まさにステロタイプ。が、僕こそステロタイプな人間なので、バイキングだと落ち着くのである。
僕以外は和風を選ぶのかと思っていたら、全員が洋風だった。パン、コーヒー、卵料理、サラダ、ハム、ソーセージなどを適当にとって食べる。僕は朝は基本的にコーヒーか紅茶とパンがないとダメなので、必然的に洋風になる。奈良ホテル茶がゆ定食くらい美味しければ和でもよいが。
さて、昨晩の夕食に比べると、朝食は残念ながらかなり劣る、と言わざるを得ない。何といってもパンがダメだった。ウィンザーホテル洞爺のカイザーのパンが懐かしい。ここでカイザーを出せとは言わない。が、出したらどうなるのだろう、と想像してみる。みんな美味しいと言って食べるのか、それとも多くの人は良さが分からないのか、どっちだろう、と。
部屋に戻る途中でみんなお土産を購入。母はたくさん買ったので宅急便で送っていた。部屋に戻ってパッキング。
ロビーに荷物を預けてバスに乗り込む。今日の観光は1ヶ所。赤い福浦橋を渡って行く福浦島である。その福浦橋に渡った頃から雨が降り始めた。つくづく雨にたたられた旅行であることよ。まあ、天気のことは文句を言っても詮方ないが。島をほぼ一周してホテルにバスで戻る。
行きと同じ列車で仙台へ。残すは牛タンのみである。地下鉄で目的の店まで行くも、月曜日は定休日。すぐ近くの店は開いていたため、入店。各自牛タン定食を頼む。僕と彼女は食い意地が張っているため、1.5人前を注文。しかし、出てきた牛タンは1つの皿に盛られていて、4.5人前です、と言われる。不思議な出し方である。1.5人前の量を正確に知ることは出来ないので、ここぞとばかりたらふく食べる。2人前くらい食べたのではないだろうか。が、味付けの塩とタレのバランスが悪く、塩味に少し飽きてしまったのは否めない。半分半分くらいで注文すべきである。
帰りはタクシーで仙台駅まで。彼女のお土産購入に付き合う。どこへ出掛けても熱心なお土産バイヤーであり続ける彼女は店を回り、伊達絵巻、白松がモナカ萩の月を買っていた。もちろん下調べしたものである。まだ北海道旅行のお菓子も残っているというのに。
仙台から東京までの新幹線は、ほとんど寝ていたな。疲れていたし。
東京到着後は母を見送りに羽田空港まで行く。連休最終日だったので、空港はまれに見る混雑ぶりで、どの飲食店にも行列。隊長の頑張りにより何とかロイヤル・デリの席を確保してお茶を一杯飲む。そして、その場で早速、次のJourneys旅行計画が語られ、直ちに決定された。
次回は、「グアム 2泊3日」である。
普通のアメリカ人は行かないがデイブ・スペクターは大好きだというグアム。これまた楽しみだ。