3日目:PGA Championship 観戦2日目

5時起床。5時半出発。ホテルの隣にあるガソリンスタンドで朝食を買い求めて(ホットドッグ、ドーナツ、コーヒー)、昨日同様、PAPA JOHN'SのPublic parkingへ。15分程度で到着。昨日と同じく、シャトルバスで会場まで移動。 この日は4番グリーンで観戦と決めていたが、そこに向かう途中で、1番ホールのグリーン奥にあるスタンドが目に留まった。ここも良いかもしれない。椅子に座って観戦したほうが楽だろう、しばらくここで観戦しようかという話になり、まだガラガラのスタンドの最後列に陣取る。到着が早かったので、最初の組が現れるまで2時間ほど待つ。 スタート前の1番ホール。ティーインググラウンドとフェアウェイ。 image image 結果的には、1番ホールのスタンド最後列での観戦は正解だった。近くですべての選手を見ることができたし、4番ホールで地べたにシートを敷いて座るよりも、椅子に座る方が楽だったと思う。 1番ホール、スタンドから見るグリーン。 Hole #1 at Valhalla 途中で雨が強くなり、どしゃ降りになった時は、昨日買った傘と持参した雨具(上下)、シートが大活躍。ほとんど濡れることなく、快適に過ごすことができた。これも4番で地面に座っていたら、結構大変な状況になっていただろう。実際、雨の後はぬかるみがあちこちにできて、靴(先日ジョギング用に買ったばかりのスニーカー)が泥だらけになってしまった。以前に行った時のフジロックもこんな感じだったな。こういうぬかるみ状態では、長靴がベストだろう(蒸し暑さは我慢する必要があるし、荷物が増えるが)。 その大雨で、試合は2時間近く中断し、当初14:55スタートだった最終組のマキロイがスタートしたのは、16時半ごろ。 我々は1番の次は4番のグリーン周りを少し観戦。5番のティーショットを打って歩いていくマキロイに声をかけた後、18番のグリーン近くのフェアウェイ横に移動し、シートを敷いて観戦。ビールをガンガン飲んで大騒ぎしている初老の団体の近くで、なぜか彼らの行動に気を取られながら、最終ホールのグリーンに向かって歩いていく選手たちを見る。僕もここで初めてビールを1本飲む。 試合の結果は、途中フィルとリッキーが15アンダーで首位に立った時は盛り上がったが(我々も、なかなか勝てないリッキーには頑張ってほしいと思っていた)、最終的には一時スコアを落としていたマキロイが、10番のイーグルとバーディで盛り返して優勝。これでマキロイは全英、WGCブリヂストンPGAと出場した試合で3連勝。しかもそのうち2つはメジャーで、残りの1つもWGCというビッグタイトル。全英以降、突如として訪れたように見える全盛期。今年は初日が良くても2日目が極端に悪いという変な癖に悩まされていたが、全英で克服したのか、一時期のタイガーを思わせる強さで、しばらくはマキロイの時代が続きそうな雰囲気である。2週間後に始まるプレーオフ・シリーズでの活躍も注目である。 この日は雨による中断があったため、最後は日没との戦いだった。ルイビルの日没は20時半ごろ。試合終了は21時近くで、かなり暗くなっていたため、最終組のひとつ前(フィル&リッキー)がホールアウトする前に、グリーンを空けて最終組に2打目を打たせる処置をするくらい、その日没との戦いはぎりぎりだった。マキロイは優勝インタビューで、最後、視界が悪かったのはタフだったと言っていた。プレーオフになったら、確実に翌日に持ち越しだったから、主催者側はマキロイが勝って良かったと思っただろう。我々としても良かった。 image 暗闇の中の優勝セレモニーを見届けて、帰路に就く。シャトルバス待ちで30分以上の行列。バスの中では熟睡。駐車場に戻ったのは、22時半ごろ。しかし、駐車場から出る列が完全にスタックしていたため、諦めて少し休息。また熟睡。しかし、20分ほど寝て起きたら、あれだけ並んでいたクルマが全ていなくなっていたので、急いで駐車場を出る。23時ごろ。 夕食はホテルの隣にあるIHOP(The International House Of Pancakes の略らしい)という朝食に特化したファミレス。ここは妻が行きたかった店で、偶然ホテルの近くにあったので都合が良かった。24時間営業の店で、深夜にパンケーキ3枚とホットサンドを食べる。意外と美味しかった。コストパフォーマンスは比較的高い部類だと思う(米国基準)。 部屋に帰ったら深夜12時過ぎ。疲労困憊。"My life is about never settling". 今日観戦に来ていた地元の人は、明日、普通に仕事に行くのだろうか。そうだとしたら、やはりアメリカ人はタフなのだろう。最低限の用事だけ済ませて、すぐに就寝。

明日のためのメモ(PGAツアー観戦編)

・会場の近くではなく、ダウンタウンに宿を取ること。シャトルバスの発着場も確認 ・会場近くの駐車場が取れる場合は、有償でも積極的に検討すること ・大きな大会では、ずっと誰かに付いて回るのは難しい。いくつかのポイントに絞って観戦すること ・雨具は必須。傘も必要。長靴もあったほうが良い ・バックパックが持ち込み禁止の場合、その代わりになる、両肩に背負える巾着バッグが便利 ・ジョギング用のペットボトルホルダーは便利 ・シートは必須。定点観測には折りたたみの椅子がベストだが、アメリカまで持っていくのは、さすがにつらい ・他の荷物は最低限にとどめること ・会場での食事には期待しないこと。レストランでの食事付オプションも試してみても良いかも